C.O.D. Live @Anga
 
 




ライブ前の大事なリハの日は、台風が直撃し、

そしてライブ当日は冷たい雨。


こんなに天気に恵まれないのは

一体、誰のせいなのであろうか。


・・・まあ、そこはあえて言及しないでおこう。


さて、今回のライブは本年度最後のライブである。

おととし新メンバーにDDを迎え入れ、1年強転がり続けてきたC.O.D.だが

改めて振り返ってみると、あっという間のようにも感じるし、

何年も経ったようにも感じ、リーダーはANGAに向かう道中しみじみと感慨にふけっていた。


前回のリハ時、タイ料理を食べれなかったA-ZOとリーダーは、

「ハコ入り前に今度こそタイ料理を堪能しよう!」と盛り上がり

メンバー全員に招集をかける。

すぐにキカチュウからタイ料理についての返信がきた。
























ヤツはパクチーが大の苦手らしい。

しかし、あの180cmオヤジ、Lineスタンプの使い方をなかなか心得てる。


マツモトとDDは仕事の都合で来れず、

結局キカチュウとA-ZOとリーダーの3人で昼飯を食べることになった。


「ったくキカさんは、タイ料理の一つも食べれないなんて、

いい大人が何言ってるんですか。

仕方ないからオレの行きつけのイタ飯屋に行きましょう」と

前回のリハ時に、偶然見つけてまだ一回しか入ったことない店を

「行きつけ」と言い放ち、キカチュウに対してここぞとばかりに

上から目線で思いっきり偉そうな態度をとるA-ZO。


































そして自称行きつけのイタ飯屋「ガンツォ」へ。

前回も頼んだ絶品「なんとかカツレツ」を頼む。これでワンコインとは驚きだ。


























「そろそろいい時間だ」と、店を出ようとした時、

A-ZOが「うわ、これはニセモノだ!」と持っていた上着を放り投げた。

何事かと思ってよくよく見てみたら、ヤツが自分の上着だと思って持ち上げたのは

上着ではなく、同じ色のリーダーのリュックであった。

(↓ギターの後ろのグレーの物体)






















一体何を基準にしてのニセモノ呼ばわりなのか。

言わせていただくと、リュックからすれば、

上着の方がニセモノである。



さて、腹も一杯になり、意気揚々とANGAに向かう。

冷たい雨が降っていたが、A-ZOはVAN HALENEの時に買った

自慢の「自動折り畳み傘1050円」を(そういやこの日も雨だった)


































今回もキカチュウの前でさっそうと開こうとするが何故か開かない。

「だ、ダメだ、今日は調子悪い」と

よく見て見るとカバーしたままボタンを押している。


しかしまあ、こうやってことごとく小ネタにも満たない「極小ネタ」を作る男だ。


カバーを外し、キカオヤジと相合い傘でANGAに向かった。

この時、カバーをすっとばし紛失したことを後になって気付いたA-ZOであった。



さて、ANGAに到着し、リーダーは先に到着していたDDから衝撃の事実を告げられる。

リーダーがハコ入りの時間を30分勘違いしていたために、リハ時間になっても

C.O.D.がいないとのことで急遽リハの順番を変えてもらったというのだ。


リーダー、痛恨のミス。

土下座してスタッフやメンバーに誠心誠意謝りまくり、

時間的には1バンド出演キャンセルがあったために、上手くおさまったとは言え、

リハ前に変な汗が出まくったリーダーであった。


そして、今回は最初からマツモトの仕事が夕方まで入ってるのをわかっていて

イベントにエントリーさせてもらったので、マツモト抜きのリハが始まる。

DDは日々の過労からか、体調不良を訴えていたが

常に飄々とした表情からは全くそんな感じを伺わせることもなく

リハも無事に終了。



顔合わせのあと、A-ZOは

「オレは今日は癒されにきたんス。オレはマッサージ行ってきますよ!」と

一人怪しいマッサージの店に消えていった。

きさま、ライブをしにきたんじゃなかったのか?

楽屋入りの時間になって戻って来たA-ZOは

れろれろになっていた。


















一体どこをどんなマッサージを受けて来たのだろうか。

そしてマツモトとも合流し、いざ本番へ。


今回、急遽1バンド出演がキャンセルになったことで、

転換時間にかなりの余裕があった。

なので、普段は撮れないステージの写真を撮りまくる。






































































































 


今回のSEはA-ZOとキカチュウの一押し、METALLICAがSEで使ってるこの曲である。
























set list

01.Riff Raff

02.Hell Ain’t A Bad Place To Be

03.Shot To Thrill

04.Back In Black

05.For Those About To Rock

06.Highway To Hell

07.Whole Lotta Rosie










          











































































   





























     








































あれだけセッティングに時間をかけたにも関わらず、

一曲目の途中でハットのネジが落ちて、オープンにならなくなってしまい焦るリーダー。

2曲目が終ったあとのMCの時間を利用して、必死に直していたのだが

時間が足りず、DDに「話をのばせ」と指示。

突然「話をしろ」と言われて必死だったDDだが、なぜか一生懸命に話をつなげている風景が

とても微笑ましくよかったらしい。まさに素のDDが垣間見れた瞬間であった。







毎度おなじみ、激しいステージアクションのマツモト。

この日も1曲目からお得意のトリプルアクセル、、、いやシングルアクセルを披露。

が、しかし、マツモトのベースヘッドにステージのカーテンが巻き込まれ

一瞬マツモトが消えるという事態に。




























その瞬間を目撃したリーダーは、「忍法かよ!」

心の中でつっこんだ。



ちなみにカーテンを巻き込んだのは、

↓このヘッドである。



















なんとも鋭利である。










ラストの曲、Whole Lotta Rosieのエンディングでも、マツモトは華麗に回り、

得意のシングルアクセルを「決めたぜ」と思った瞬間、

目の前にいたA-ZOが半歩下がったために、

なんと、ベースヘッドがA-ZOのお尻に突き刺さるという

恐ろしい事態に。






















ちなみにA-ZOの尻に刺さったのは

↓やはりこの銃刀法違反すれすれのヘッドである。



























今回のプレゼントは、リーダーのお手製「使った日からすぐに幸運が訪れる」という

怪しくカッコいいキーホルダーストラップ。
























このライブの日の翌日も仕事で、一番早起き(4時)のかたの元に嫁いでいった。










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さて、今年のC.O.D.ライブはこれで最後、

次回はまた来年の春頃にできればと思っております。

会場にいらしてくださった皆さん、遠方から応援メッセージを下さった皆さん、

いつも応援してくださってる皆さん、ANGAスタッフの皆さん、対バンの皆さん、

写真を提供してくれた、C.O.D.の元マルコム・ミチヲ、

A-ZOカメラ部隊の方々、ありがとうございました。

来年もゆるいペースで転がるつもりですので、引き続き応援を

よろしくお願いします。


文・イラスト/ tomomin































左から

Bass-マツモト   Drums-tomomin RhythmG- A-ZO LeadG-キカチュウ Vocal-DD