2016.8.28 スタジオ後記

 
なんとも珍しいことが。 あれだけ「全員が揃うリハは１年に1度。まるで七夕バンドだ」と言っていたのが、 ３月の君津絡みのリハ以来、何故かずっと全員集合している。 これだけ続けて全員が揃って練習すると、月１リハでも音がしっかりしてくる。 しかも春からは学生バンドが多く、スタジオでは休憩を取ろうとしてもロビーに人があふれてのんびり休憩を取らずに練習に戻っているので、まるで結成したての頃のような ガッツリした部活のような練習をしているここ数カ月。 まさに、これぞバンドだ。バンド活動だ。 リーダーは胸が大きく熱くなった さて、この日は前代未聞、 スタジオ一番乗りはマツモトであった。 10分前に着いたリーダーは目を疑った。 ありえない光景。 天変地異か。 遅刻がデフォのマツモトが、時間前に到着しているとは。 C.O.D.結成して初めてのことである。 今年はC.O.D.、結成して丸11年だが、まさに新たなスタートの年にふさわしいほどに ここには書けないいろんなことがバンド内に起こっている。 「マツモトが一番乗りで時間前にスタジオに来た」というのも 大事件のうちのひとつとして今後も語り継がれて行くことであろう。 さて、今回はA-ZOが時間過ぎても現れない。 いつもは「電車0.2秒で乗り過ごした。20粉おくれます」などと きちんと遅れる旨の報告メールが必ず来るのだが、 何も連絡がないので、リーダーがメッセを送ってみる。 「今どこー？」 返事は 「もーちょい。下痢が・・・」 品のない答えが返ってきた。 いつもお腹を壊しているので、まあいつものこと。 練習前の 「お腹痛い」 ↓ 「音が出ない」 そう、これがA-ZOのルーティン。 ということで、A-ZO到着し、チューニングを始めるが、 またもやギターにシールドを差さずにチューナーのスイッチを入れ、 当然チューナー反応はなく、その様子を見たマツモトが 「おいおい、ギターにシールドささってないやん〜」 すると0.2秒後に 「ささってますよ！！！」と 珍しくマツモトにかみついた。 が、さらに0.2秒後には、シールドがささってないことに気付き 「あ、あれ？、ささってない。あはは」と、 笑ってごまかすも、この一連のコピペのような流れに キカチュウは呆れ果てて言葉もでない。 ちなみにこの日のA-ZOのシステムは↓これである。 パワースタックとチューナーのみ。 あまりにも寂しいシステムなので、 キカチュウが「ヤフオクでこういう写真よくあるよな。エフェクター売ります。 ジャンク品なので弦つけます、みたいな感じ」と、 真ん中に弦を置いた。 しかし、毎度毎度、これしかエフェクターがないのに配線を間違えるもんだ。 11年間も同じことをやるとは、ドリフもまっつぁおだ。 そんなA-ZO、一時期チェックばかり着ていたが、ここんとこボーダーが多い。 前回もボーダーだった。 キカチュウから「オマエはよこしまな考えばかりしてるから、ボーダーばかり着てるのか」と、初老の笑点オヤジのような粋なコメントをしていた。 休憩時間、この日もスタジオのロビーは若いバンドマンでにぎわっていて、入る隙間がないので部屋で一休み。 マツモトから「キック絡みのカッコいいフィルイン」を教えてもらうリーダー。 一時期、リーダーはツインペダルをなんとかオーソドックスに使えるようにしようと 頑張って練習していたのだが、最近は「やはりひぐっつぁんや、新美さんのように、シングルでも派手で洒落たドラミングを」と考えるようになってきたらしい。 言い換えれば 「またツインペダルに挫折した。一体何度目の挫折だよ」 ということになる。 -------------ここよりA-ZO釣りバカ日誌-------------- 少し前に結構でかいスズキを釣ったらしい。 スタジオ練習の後、いつものインド料理屋でカレーをつつきながら 「オレ、来週、船に乗ってクロマグロ釣りに行くんすよ！ マグロパーティしましょうよ！ いや〜、50キロクラスだから食いきれるかなぁ〜」 と、張り切るA-ZO。 釣りに行く・行った話はこうやってこれまでも散々聞かされてきたが、 メンバーの誰１人として、釣った獲物を一度ももらった事がない。 が、船出すとなると「もしかしたら本当に大物が釣れるかも？」 という淡い期待がふくらみ、どうやってさばくのか、どんな料理にするかとか、 いっそのこと近所の居酒屋に持って行って料理してもらうか、とか 話が弾みまくる。 そして、釣り当日の早朝、 「これから行ってきます！」と写真入りでメンバーのもとにメッセが入る。 そして釣れたのがコレ。↓ 最初にデカいこと言うと、サワラもメダカに見えてくるということか。 オマケコーナー C.O.D.メンバーを脳内メーカーで調べて見た。 　　　　　　　DD↓当たってる（笑） 　　　　　 　　　　　　　 当たってるんだか当たってないんだかわからないキカチュウの脳内↓ マツモトらしくなんとも贅沢な脳内（笑）↓ やはりそうだったか↓ そして、、、 リーダーの悩みは尽きないのであった。