2015.3.29 スタジオ後記

 

1月31日のライブ以来の集結だ。

ということでお決まりのライブ打ち上げの日。

この日はマツモトが都合悪くて欠席だったために、

打ち上げ参加のずんちゃんにリハから参加してもらい、

新潟ライブに向けての練習を手伝ってもらうことになった。

























前回のライブ以来、ずんちゃんを「憧れの兄貴」と慕うA-zOは

たまたまずんちゃんのシャツと自分のパーカーの柄がかぶって

ちょっと嬉しかったようだ。


新潟ライブの話も具体的になってきて、

あれこれと盛り上がる。

前回新潟に行った時、野郎どもはa-zoの車で、

リーダーははるちと電車で直江津まで行ったのだが、

まだ北陸新幹線が開通前だったので、上越新幹線の越後湯沢経由で

ものすごい時間がかかった電車の旅であった。

が、しかし、今回はあの夢の北陸新幹線が開通したことで

間違いなく車より電車で行った方が断然早い。





さて、、、

リーダーは、今回また新たな音を仕込んできた。


























仕込んできた音源自体はメンバーから大絶賛だったのだが

練習する時間がなく、みょうちくりんな箇所で鳴らしたりしていた。




この日a-zoは「自称・オレのシステム」を持参してこなかった。

なぜならヤツは仕事のために睡眠時間が1時間という日々をすごしており、

リハ後のライブ打ち上げでアルコールが入ったら、間違いなくJR内房線に

「自称・オレのシステム」を寄付してしまうことが必至だと考えたため

システム自宅待機という措置をとったらしい。


そうだ、それが正解だ、A-zo。



が、しかし、あまりの眠気のため

練習中にウトウトしてしまい、DDから

「もしかしてさっきギター弾きながら寝てませんでした?」

と、指摘を受け焦る。

























なんという器用な男だ。










時間ギリギリまで練習し、ロビーに出ると

ラパンのスタッフさんが前回のうさぎ祭りでのC.o.d. のライブ映像を

流してくれた。






























そして、そのライブ映像の続きを観るために、いつもの打ち上げ会場へ。



























余談であるが、この打ち上げ会場のdvdプレイヤーは

我々がここで打ち上げをするようになってずっとお世話になっており

すっかり打ち上げのマストアイテムになっている。

しかし使う人もあまりいないためか、恐らく買い替える予定もなく

「壊れたら終わり」という瀕死状態の代物。



いつからか、持参したdvdを再生すると

10分の切れ目でチャプター頭に自動的に戻ってしまうようになって

切れ目が近づくとリモコンで早送りをしたり、かなり七面倒くさい状態での鑑賞を

余儀なくされていた。

最近の進化したdvd-rについていけてないのが原因と思われる。



そして今回も当然同じ現象に陥り、10分ごとの節目を早送りしようにも

リモコンが全く反応しないため、電池を替えてもらおうと

リモコンのフタを開けたら電池の中身が漏れて粉だらけ。


やはり我々以外、誰も使っていないということか。


店員に電池を持って来てもらう間、映像は再生しっぱなしだったため

ちょうど流れてたHighway to hell をエンドレスで見るはめになり

まさに「Highway to hell地獄」

そう、日本語にすれば

「地獄のハイウェイ地獄」という、

上から読んでも下から読んでも山本山状態。




そしてひとしきり映像を観て、自画自賛という名の反省をした後、

所用のためDDは退席。




そしてこの後は“ 80年代王道HR/hm談議”

が開催され異様に盛り上がる。



ちなみに、この日キカチュウは

前月に観に行ったばかりのover killのTシャツを着ていた。

































a-zoは少し年代が離れているが、ずんちゃんとキカチュウとリーダーはほぼ同年代、

80年代の王道hr/hmを聴きながら青春時代を過ごしたおじおばだ。



「えーどういう曲だっけ???」という話の流れで

カラオケでガンガン流して、ガンガン歌う連中。




Metallica,  megadeth,  raven,  anthrax,,,


カラオケリモコンの履歴が80年代のダークサイドである。



 
























そして突然「ベイビーメタル」を入れてこの流れをスパっと断ち切る

kYなa-zo。全員からブーイングをうけながらも

曲中の ♪アタマユラセ メガネハズセ

の歌詞で、隣のキカチュウの頭を揺らしたり、メガネを外そうとしたり

まあ、いつもごとく隣のコースを突っ走るただの酔っぱらいである。

























ひとしきり暴れた後、スイッチが切れたかのように突然ぐうぐう寝てしまう。






















まるで久しぶりに親戚一同で集まって、1人で大はしゃぎして疲れて寝てしまう

小学生の甥っ子の如し。


その間、3人はさらに80年代王道メタルで話が盛り上がる。


やはり、同じ年代に、同じような音楽に熱くなっていた人間は

どこか根底で通じており、まるで若い頃一緒に聴いていたような

錯覚をおぼえるものだ。



小一時間寝てスッキリしたa-zoは駅までの帰り道、


「オレは伝説のレジェンドですよ」



















と、得意気に語っていたのだが、

レジェンド=伝説なので、直訳すると”伝説の伝説”


“地獄のハイウェイ地獄”といい勝負である。