2014.9.14 スタジオ後記

 

ライブも決まり、前回リハを欠席したA-ZOにとっては

これがライブ前最後の大事なリハ。

「セトリに新曲あるんだから次回は絶対に来てね」

「わかった!」



と、言っていたはずなのに

リハ数日前にとんでもないメールがリーダーに送られてきた。



A-zO「あれ?リハって、9月14日だっけ?」


リーダー「そうだよ」


A-ZO「やべっっ(^^;」



このやりとりだけで、勘のいいリーダーは大体のことを把握。


A-ZOは仕事でリハを欠席する時は

「まいった〜、仕事だ〜。

休みなしでつらい〜(;;)」

などと、100%仕事であること、ボクちゃんは仕事でクタクタに疲れていて、

超楽しみにしていたリハに行けなくて悲しい、ということを猛烈にアピールする男。




しかし、今回帰ってきた「やべっ」の一言で

『おそらく、ライブ前の大事なリハ日であることを忘れて

遊び関係の予定をウホウホ入れてしまったんだろうな」と察したリーダー。


いや、もしかしたら仕事かも知れない、もし本当に仕事なら疑ったら可哀想だ、と思い

リーダーは「仕事なら無理しなくていい」とメールを送ったのだが、


「出直してきます!」

「頑張ります!」


まるでかみ合わない答えが返ってくるばかり。


リーダーは「アイツ…100%遊びだな、こりゃ(ーー;」と確信した。


なんて隠し事がヘタクソな男なんだ。



結局レンタルギターで、練習時間3時間のうち、1時間半のみの参加で、そのあと退出することになった。



当日来たA-ZOに真相を問いただすと

ヤツはリハ日であること忘れ、氣志團万博に行く約束をしてしまったらしく

全員からブーイング。

スケジュール管理についてリーダーからお母さんのごとく叱責されるA-ZOであった。





さて、今回ギターをレンタルしたA-zo。

実は今までにもギターを借りたことがある。

あれは2008年の8月のあるリハの日。

練習後に結婚式に行くとのことで、手ぶら&スーツ姿でスタジオに登場。


その時に起きた事件として有名なのが、




『借りたギターのストラップの長さを確認もせずに、

借りたまま担いだらバタヤンになった事件』と、






























『ストラップの穴がゆるゆるだったため、何度も演奏中にストラップが外れ、“借り物だから落としたら大変だ!”と焦ってギターを抱え、その度に 

“フラメンコかよっっ”、とメンバーにつっこまれた事件』である。

































この2つの事件は、c.o.d.歴史史上わりと上位にランキングしている事件である。








さて、話を元に戻そう。


「気分は氣志團万博」のウキウキしたa-zoは

意気揚々とセッティングしていた、、、はずなのだが

いきなり

「ぎゃっっっ、痛い!!」と顔をおさえている。


 




































何かと思ったら、最短になっていたストラップの長さを確認せず、借りたままの状態でレスポールを担ごうとして、ギターのボディを顔に思いっきり当てた らしい。



この男に「学習する」という概念はないのだろうか。



そして、「オレ、ちゃんとエフェクターは持ってきたんですよ。」と

自慢げに鼻息荒く自身のパワースタックをひけらかす。





















そして、音を出そうとしてヤツは気付いた。

電源がないことを。



キカチュウの電源には空きがないため、しかたなく四角電池を買ってくる。


そして、弾こうとしてヤツは気付いた。

ピックもないことを。


なんて詰めが甘いんだ。甘過ぎるにもほどがある。


しかたなくキカチュウからピックを借りる。


以前もピックを忘れて困ってるa-zoに、キカチュウが貸してあげたことが

あったのだが、こともあろうにその時a-zoが言い放った言葉が

「ああ〜、これか〜。

これはいつもオレが使ってるのとは違うなぁ」

であった。


違ってあたりまえだ。





練習がやっと始まり、順調にセトリを練習していたところ、

a-zoのギターの音が、いきなりブツっブツっっとスタッカートのように切れ始める。


焦ったa-zoは、演奏しながらも配線やつまみを確認。


配線の確認もなにも、本日のヤツの機材はコレだけだ。


















「配線」「は」の字も感じられない状態だ。


結局、必要のない軽やかなスタッカートの原因は電池切れであった。

ケチって激安の電池を買ったため、あっというまになくなってしまったのだ。



a-zoには、「音が出ない神様」がついているにちがいない。


全員がそう感じた瞬間であった。















そして、1時間半経って、フェスルックに変身したa-zoは

ニヤニヤしながらそそくさとスタジオを後に去っていった。






























a-zoが去った後、やれやれと

リーダーは自分のお茶を飲もうとしたら、何故かフタが開いている。


「あれ???フタ開いてるけど、、、キカチュウ、開けた?」

「オレ?え?オレ麦茶飲んでるし、オレじゃないよ」

「あれ?私が自分で開けた?」

「あ、オレ、麦茶飲んでるはずなのに、なんか渋いなぁ、と

さっき思ったんだ!間違えたか!」




























間違えて人の飲み物を勝手に飲むほうもどうかと思うが

自分がキャップをあけたんだか、開けてないんだかを

覚えてないほうもどうかと思う。


さすが、来年は足して100の記憶力絶賛低下中の2人だ。








しばしロビーで休憩してると、大渋滞にはまってしまったマツモトが

入れ替わりで到着。



何故かアキバ系アイドルのコンサートで使うサイリウムを出して

説明を始めるマツモト。初めてサイリウムを見るリーダーは

「なにこれ〜!ライトセーバーみたい!ちょっと、そこの2人、

ライトセーバーみたいにやってみて」と

リーダーの注文で撮った写真がコレ。
























「はいはい」と声が聞こえてきそうな、

言いなり感満載のやる気ナッシングショットである。






























そして練習後は、マツモトと久しぶりのインド料理屋。


























お互いドラマーなので、ドラムの話や、作曲の話で、かなり盛り上がったようだ。







ということで、10月12日(日)は

千葉ANGAのトリビュートフェスタに出演です。


皆さん、是非とも遊びにいらしてください。抽選で1名の方に

リーダーお手製の、アンガスシグネチャーモデルのアルミギターフィギュアを

プレゼントしちゃいます。





















お楽しみにしててください!





オマケ↓


レンタルギターはスタジオに置きっぱなし、

電池は放置しっぱなしのa-zo。