この短いスパンでライブレポを書くことになろうとは・・・
C.O.D.結成されて初めてのことではないだろうか。
なんとも感慨深いものである。
ご存知、月1リハバンドのC.O.D.、大阪ライブからセットリストを一新し
ホームグラウンドのANGAでのライブに挑むわけなのだが
セトリ一新する割りには、1回しか練習する日にちが取れず
細かい打ち合わせも全くできなかったため
当日、本番前にスタジオに入ることになった。
地獄姫は喉の調整程度で
重鎮を待ちながら、3人でウォーミングアップ。
ウォーミングアップといいながら、なぜか1発目にあわせたのは
METALLICAの"Master of Puppets"、
セトリとは全く関係ないくせに、いきなり体力消耗である。
そしてざっと音あわせしながら、細かい打ち合わせをしているところに
多忙を極め2日間完徹明けの重鎮から、「電車で寝過ごしてしまい、船橋にいます」メール。
「よくぞ船橋で起きてくれた。銚子じゃなくてよかった」と
かつて、ライブ当日にうっかり銚子に行ってしまった男を知っているメンバー全員、ホッと胸をなでおろす。
重鎮が合流し、腹ごしらえするためにファミレスへ。
ここはかつてA-ZOがドリンクバーで、お客が捨てた小さな氷を
一生懸命に自分のコップに入れていたあのファミレスである。
「ううう、あそこスか・・・( ̄Д ̄;)。イヤな思い出が・・・」とA-ZO。
休日のランチタイムということで、5人で喫煙席、という条件でなかなか席が空かず、
ウェイトレス「あのう、禁煙席なら今あきましたが・・・」
わたしら 「いえ、喫煙席でお願いします」
ウェイトレス「あのう、3人2人で少し離れたお席ならすぐご用意できますが」
わたしら 「いえ、くっついてる席でお願いします」
しばらくすると店長が
「あのう、お客様は、絶対に喫煙席で、絶対に5人のお席じゃないと
ダメなんですね?絶対に喫煙席で、絶対に5人ですね?」と
強く再確認しに現れた。
ただ待たせてると、すごく時間がかかるように思えるから、こうやって入れ替わり立ち代り
声を掛けてよその店に移らないようにするのがこの店の作戦なのか・・・
ようやく席が空き、ものすごい勢いで腹ごしらえ。
そしていよいよハコ入り。
サウンドチェックで1発目にA-ZOが出した音が
以前、野外のサウンドチェックで出した、あの『1人メガデス』の極悪サウンドで
すぐさま重鎮から
『A-ZO!!うるっせぇ〜ぞ!!』と優しいチェックが入る。
古き良き日本女性のように三歩下がって歩く謙虚なマルコムとは大違いのサウンドに
『ったくよう〜、おめーはマルコスのくせに自己主張強ぇんだよ!!』と重鎮。
あのう、、、重鎮、マルコスはフィリピンの元大統領だから。
普段、A-ZOや地獄姫のすっとぼけ発言で目立たないが、
実は重鎮もこうやってかなりやってくれているのである。
先日、スタジオで電池がなくなり
重鎮『おわっ、電池がねぇ。A-ZO、買ってこいや』
A-ZO『いくつですか?』
重鎮『おゎっ、A4。』(←本人単4と言ってるつもり)
と、うっかり言ってしまい、瞬時に全員から「でけーよ!!」「うすっぺらいよ!」「はいんねーよ!」と
つっこみ総攻撃を受けていたのは、ここだけの話にしておく。
さて、リハの時に設定したアンプのつまみの数値を一生懸命に覚えようとして
『1、5、4、5』『1、5、4、5』・・・
と、呪文のように繰り返すA-ZO。
(1→Volume 5→Treble 4→Middle 5→Bass)
が、しかし横には悪魔のような重鎮が
『1、4、5、4』などと、微妙に違う数字をでかい声で繰り返し、暗記の邪魔をしている。
しまいにゃ自分の電話番号の下4桁を繰り返す重鎮。
『うぁあああ、ホントに忘れてしまった・・・いくつだっけ???』と焦るA-ZOに重鎮が
『0、1、2、0♪それはフリーダイヤル』ととどめを刺す。
・・・よく考えると『0120』ってことはマスターボリューム0。
4桁覚えるまでもない設定だ。
ちょうど店長の関さんが楽屋前を通りかかり、楽屋でくつろぐC.O.D.を見かけ
「今日はよろしくお願いします!」と声を掛けてくれたのを
さすが地獄姫、
「まあ、わざわざ私たちのために楽屋までご挨拶にいらしたんですか?
それはありがとうございます(*^ー^*)」とおっさる。
さすが、姫。どこまでもご自分が中心でいらっさる。
そしていよいよトリフェスがスタート。
THE HOW (as THE WHO)
凝りに凝った演出&演奏にかなり楽しませてもらいました!
ATOMさんのキースっぷりは素晴らしかったです。
幕の内(as Char)
がっちり安定したリズム隊が刻みだす強烈なバックビート
軽やかなKbに、華やかなCharのギター、気づいたらのりのりになってしまいました。
潤井戸タイマーズ (as タイマーズ&忌野清志郎)
ご本家と見紛うくらいのトリビュートっぷりに圧倒されました。
フロアの盛り上がりもすごくて、まさにトリフェス!お祭り!というライブでした。
Wizard Pink (as カルメン・マキ&OZ)
対バンさせてもらったのは2度目ですが、今回も素晴らしいの一言です。
今回もVoさんの歌声に圧倒されました。
ということで楽屋入り。
↓足して88歳、末広がりで縁起のいいぞろ目同級生コンビ。(足すなbyリーダー)
↓フィンガーファイブのアキラ。
今回の地獄姫の衣装は、なんと初音ミクのコスプレ衣装。
大阪遠征の際、コスプレショップで見つけたのだが
地獄姫は、初音ミクを全く知らないで買ったわけで
店員さんに「これ、いいでしょう?初音ミクなんですよ」と言われ
「ハツネミク?大阪の名物ですか?」と、おっしゃった地獄姫。
着替えて出てきた姫に、
「うっ、うおおおおおお!!!!やべぇ〜よ、やべえ」
4人の心拍数・呼吸数・血圧・血糖値・尿酸値・コレステロール値・体脂肪が上昇。
「ネクタイがしめられないの。誰かやって」とおっさる姫。
キカチュウがチャレンジしたが
「<(゛ロ゛;)>!!!うわあああ、だっ、だめだ〜〜、オレにはできん!!
なんか『ブーーッ』って鳴りそうだ!」
と、ワケのわかんないことを言ってギブアップ。
たしかに人のネクタイをしめるのは難しい。
だからって『ブーーッ』っとは鳴らないが。
そして今度は重鎮にやってもらう姫。
重鎮も「自分のしかしめられへん」ということで、必然的にこういう形に↓
キカチュウ、A-ZO、リーダーは
「きさま、目ぇ、閉じるなーーー!!」「エロい!」と
この光景を見ながら横で大騒ぎ。
一番若いA-ZOはあまりにもハァハァしすぎて、喉が渇いてしまい
「と、ともみん、何か飲むもの持ってない?の、喉がカラカラなんスよ・・・」と
リーダーのステージドリンクをグビグビ飲む。
リーダー、同性同士の特権でブーツの上から地獄姫の足をもむ。
「なんという美しいライン・・・」
キカチュウに「あんた!こんなチャンスめったにないんやから、
ブーツの先っぽ触っとき!」と
リーダーの権限であのツンと尖ったブーツの先端を触らせる。
いつもは冷静なキカチュウが「<(゛ロ゛;)>うっ、うおおおおおお」と
珍しく男の本性むき出しになっている。
「・・・ああ、オレたち、今日は完璧にはるちのバックバンドだ・・・」と、つぶやくキカチュウ。
かなり異様な光景・・・。
C.O.D.始まって以来だ。
そして、姫以外の4人はヘンテコなテンションのままステージへ向かうのであった・・・。
set list
1. Thunderstruck
2. Flick Of The Switch
3. Shot To Thrill
4. Hells Bells
5. Let There Be Rock
6. TNT
7. Brain Shake
8. Whole Lotta Rosie
↓Wエクスタシー
↓A-ZOの目に発光体が入ってることを証明する奇跡的なショット
(Hana-chan, thank you for many cool pictures!)
=========================================================================
さて、今回の抽選賞品は、C.O.D.カモフラージュ柄バンダナ。
当選者はウチワ隊のアイちゃん!おめでとうございます!
オマケ賞品の、地獄姫大阪土産、たこ焼き味のキャラメルを当ててくれたのは
これまたウチワ隊の隊長・ヒロポンさん!おめでとうございます!
↓ウチワ隊。Black IceのTシャツが輝いてます。
遅い時間ではありましたが、今回も近くから、遠くから、観に来てくださったたくさんの皆さん、
魂を飛ばしてくださった皆さん、対バンの皆さん、本当にありがとうございました。
ANGAのスタッフの皆さん、今回も決め細やかな対応をありがとうございました。
C.O.D.2009年のライブはこれが最後です。
今年は大阪遠征という大きなイベントがあり、とても充実した年になりました。
結成丸4年、5年目に突入し、来年3月にはご本家AC/DCの来日も決まり
メンバー一同、加齢に負けず(笑)張り切ってまいりますので、
今後とも応援のほど、どうぞよろしくお願いします。