2008.11.9 スタジオ後記
さて、あー、さて、
ライブを1ヶ月前に控えての最終リハ。
上着ナシで家を出てきたことを激しく後悔していたともみんさんは
千葉駅に早めに到着したので、ウニクロでダウンベストを買った。
安い上に、薄くて、そしてものすごく暖かい。
寄り道をしていたため時間ぴったりにスタジオに着いたら
ロビーに、メンバーが誰もいなくて焦って震える手で私へ確認のメールを打っていた
しましまのウミヘビ姿のA-ZOがいた。
「あいやーー、よかった〜〜〜。
お、おれ、誰もいなくて日にち間違えたかと思って焦った〜」と。
そう、実は今回、ライブ前最終リハにして、練習の参加は
A-ZO、キカチュウ、ともみんさんの3人なのだ。
VoがいないAC/DCソングの恐ろしいところは、
どこをやっているのかわからなくなることである。
そして、今回新たに気づいたのが
Voがいないと何の曲をやっているのかわからなくなる、ということである。
そして、マツモッティがいない状況より、さらに個々のプレイが丸出しになるので
ものすごい緊張感を抱きながらの練習となった。
はるちの歌がキッカケになって次の展開へ進む曲などは
演奏が始まってからそのことに気付き、なかなか次に進めず
3人が「どうするよ?」「どこまで弾くよ?」と、
爆笑しながらもイントロを延々と演奏し続けるというありさま。
普段いかに歌に寄りかかってるかというのを、再認識させられたリハであった。
そして、練習後『ラーメン食いたい』と3人の意見が合致したため
ラーメン屋に繰り出すことにした。
しかし、千葉駅周辺で美味しいラーメン屋さんがどこにあるのか全く分からない3人。
記憶の片隅にある「ラーメン」の看板を頼りに、あちこち歩き回る3人。
先頭を切って千葉駅周辺を闊歩しているのは、なぜか藤沢在住のスナイパー・キカチュウ。
しかも180cm超のタッパで、腹が減っているのになかなか食べたいモノに行き着かない彼は
だんだんキレてきて、足の短い小柄なリーダーのことなど全く忘れ、
猛烈な勢いで一心不乱にラーメン屋を探し、歩き回る。
ラーメン屋があっても、『パンチがない』、『チェーン店だ』と、次々に却下し
さらに歩く歩く。
30分ほど歩き回っただろうか、ラーメンジプシー隊は、尾道ラーメンのお店にようやくたどり着く。
ものすごい勢いで食べてしまったために
またもやラーメンの写真を撮り忘れてしまったともみんさん。
しょうゆ味だが、がっつりコクがあって味が濃くパンチの効いた美味しいラーメンだった。
3人とも3人兄弟(姉妹)だが、
キカチュウとともみんさんは同い年で、1人7つ下のA-ZO。
キカチュウにもともみんさんにも7つ下の妹がいるので
話が盛り上がる。
C.O.D.年長組2人は、自分よりも3〜4歳下程度なら世代のギャップは感じないのだが
7歳下だと、かなりジェネレーションギャップを感じるらしい。
するとA-ZOが
『その数年間で時代がかなり変わったんスよ』と。
普段あてずっぽうではったりかましの名人だが、急に的を射たことを言うので驚く2人。
キカチュウが『オレらからすると、7つ下のA-ZOにジェネレーションギャップを感じるかも知れないけど
同年代の中では、A-ZOはかなりオヤヂくせぇと思うぜ』と。
たしかに『はっはー』、『しゃらくせぇ』、など、あの年代では到底でない言葉が彼からぽんぽん出る。
貴様一体何歳だ。
さて、いよいよライブまで1ヶ月をきりました。
12月7日(日)、ANGAでお会いしましょう。