2008年2月10日
さて、2ヶ月ぶりのスタジオ。マツモッティがお休みの練習である。
メールでスケジュール調整してた時、
ともみんさんは「マツモッティがお休みだけど」と
何度も打ち込んだのに、
人の話を聞かない某Voは「あれぇ?マツモッティはいつくるの?1時間遅れ?」と、
ウルトラすっとぼけた発言をし、
みんなを大気圏外まで引かせていた。
A-ZOは去年秋の左手首骨折以来、実に4ヶ月振りの練習。
(詳細はこちら↓)
http://www.geocities.jp/heavydays2001/azo_story.html
ライブ出演が決まってから、まだ1度もスタジオ入りしてなかったので
早速セットリストの打ち合わせ、そして
曲の細かい部分も打ち合わせしながら、練習。
A-ZOは復活したばかりなので「多分へなへなな音になっているだろう」と
誰もが予想していたのだが、これがなかなかどうして
骨折する前よりも、芯のあるガッツリいい音を出してやがる。
まるでマツモッティのパートをカバーするかのごとく、ガツガツとリフを弾きまくる。
C.O.D.の鉄壁のリズム隊ここにあり、と言わんばかりのプレイである。
が、しかし、3つしかないコードの順番を思いっきり間違えて
不協和音を一人かもしだすA-ZO。
その上、コーラスしてるつもりが、気づくとリードヴォーカルの座を奪うかのごとく歌いまくって、
はるちをびっくりさせている。
本人曰く「てへ、間違えちゃった」と、軽くコメントしていたが
「間違い」の域を大いに超えた歌いっぷりであった。
A-ZOよ、おまえは一体何を企んでいるのか?
休憩タイムでは、まずバレンタインチョコの贈呈式。
雪かきで腰を痛めたオトンギタリストのキカチュウには
『プリリンハップ』チョコと、『男の勲章・将軍様』チョコ。
A-ZOには『バーカリン』チョコと、『バイアグラ』チョコ。
みんなバイアグラチョコの中身が、全員気になって気になって
演奏に身が入らない恐れがあるために、
みんなでちょっとずつ食べてみることにした。
キカチュウ『(ビンの中をクンクンしながら)なんだ、このニオイは?』
ともみん 『(くんくんして)う、ホントだ。変なにおい。(食べたA-ZOに向かって)
どう?A-ZO、ギンギン?』
A-ZO 『いやー、こりゃ〜ヤヴァイっすよぉ〜』と、
3人とも半分ふざけながら会話してたのだが、
はるちだけは
はるち 『(パクっと食べて)・・・これ普通のチョコじゃん!』
と、一人で真面目にリアクションし、浮きまくる。
普通のチョコで当たり前である。
そして、先月誕生日を迎えたはるちに、誕生日プレゼント贈呈式。
ミニスカポリスのコスプレセット。
そのままロビーで着替えだすはるち。
そのあとの練習は、ミニスカポリスコスで婦人警官になって歌う。歌う。歌う。
しかし、その着替え方は中途半端で、せっかくのミニスカートなのに
Gパンの上に穿いているため、
『お腹やお尻を隠せる♪エプロンつきGパン ¥4800』
と、残念ながら下半身はミセスの通販カタログにあるようなファッションになっている。
そして、練習後、キカチュウは仕事があるので直帰。
3人でいつものインド料理屋さんにて、「おつかれ〜、誕生日おめでとう〜」の乾杯。
写真を撮ってみるが、鏡に映った3人を撮ったら、フラッシュが鏡に反射し
このようにムーディな写真になっちまった。
ムーディ勝山は今年で終わるのか?
よく見ると、A-ZOがヘンである。
拡大してみよう。
こっ、これではまるで落ち武者の霊である。。。
しばし飲んでいると、コンペ帰りのマツモッティから合流できるとの一報が入る。
これ幸いとばかりに仮決めしてたセットリストをさらに練りに練り、ようやくここで決定。
マツモッティにはインスタントラーメンの袋に入った『イケメン』チョコを渡したのだが
写真を撮り忘れ、ヒジョーに悔しい思いをするリーダーであった。
そして、食べる、飲む、喋る、食べる、飲む、喋るを6時まで繰り返し、
この間に、A-ZOの仕事の話になり、『A-ZO、カッコイイじゃん!』
『このリス系男・・・、もとい、理数系男!』『現場は厳しいんだね』
『いやぁ、A-ZO、見直したよ』などと
A-ZO株がバブルのごとく、ぐんぐん上昇。
小鼻がふくらんだあたりで、調子に乗りすぎたのか店内で『局部』発言を繰り返し、
どーんと株価暴落。A-ZO株バブル崩壊の瞬間である。
たった数時間で、これだけ株価の変動がある男も珍しい。
『あずき相場のA-ZO』と陰で呼ばれていることに、彼はいつ気づくのであろうか。
そして『いやぁ、オレは今日二日酔いだから、軽く食事したら帰りますYO』と
言っていたにもかかわらず、インドのスパイシーな香辛料のおかげで
二日酔いどころか、さらにごきゅごきゅ飲んだA-ZOは、まあ、毎度のことであるが
お開きになるころには、予想を裏切ることなく「ベロベロ泥酔状態」になっていた。
はるちとともみんさんは、その後別バンドのスタジオがあったので
駅前でばいばい。いつもはるちがA-ZOを正しい電車に乗せてから
帰っているので「大丈夫?」とかなり心配していた。
しばらくすると、はるちとともみんさんの元へA-ZOからメールが入る。
『エヘェクタケースなくした』
・・・エヘェクタ? ・・・なくした?
ああ、やはり大丈夫ではなかったのだ。
よりにもよって、今日あの芯のあるいい音を作ってくれていたあのエフェクターたちを
まるごとなくしてしまったとは。。。
いや、もしかしたら、これはリードVoの座を奪うための作戦なのか?
次のリハで「オレ、機材なくしちゃったから、今日は歌うたおっかな」などと
言い出したら、作戦であることは間違いないだろう。
なくしたのは『エヘェクタ』で、『エフェクター』じゃないのかも知れないし。
次のリハで全てが明らかになることだろう。