2007.6.17



7月1日にANGAでのライブを控えての最終リハ。


今回も、演奏してる我々は勿論、
遠方から観に来てくださる方々が十分楽しんでいただけるように
練りに練ったセットリストを、みっちりと練習。 


今回も「A-ZO、*魔性のステップ」にメンバー一同が
惑わされてしまう。(*前回のスタジオ後記参照)
どうしてもあの独特な拍刻みが視界に入ってしまうのだ。

そして見えるとどうしても笑ってしまう。
するとA-ZOは呆れたようにこう言い放った。
「興味本位でオレの足を見ると、痛い目に遭いますぜ」 ・・・。                            
昭和30年代の邦画のセリフのようである。
C.O.D.では一番若いのに。   



さて、巷で流行しているビリーズ・ブート・キャンプ。
(ご存知ない方のために...
https://www.shopjapan.co.jp/disp/CSjUnitGoodsTop.jsp?dispNo=002008&RedirectYn=true
アメリカフィットネス界のカリスマ、ビリー・ブランクスが
軍隊式トレーニングを元にあみ出した独自のエクササイズ)
はるちが頑張って続けている話、A-ZOも密かにやっていた話、
ともみんさんがこっそり挫折してた話、
などなど休憩時間に盛り上がっていた。  そして練習再開。


マツモッティとA-ZOの2人が、サビ入りまでまるまる仕事がない曲があるのだが
キカチュウ、はるち、ともみんさんがAメロを演奏してる最中に、
マツモッティがお客さんへの煽り方をA-ZOに伝授。


ここでもA-ZO、
手拍子をこともあろうに「表拍」から打ち始めて
全員の笑いを誘う。

ほどなくすると、マツモッティがいきなりビリーズ・ブート・キャンプの
エクササイズの振りをしだした。

それまでA-ZOネタでグっと堪えて歌っていたはるちは
「ぎゃーっはっはっはっはっはっは」と、 
耐え切れずにマイクを通して大爆笑。
そのあとは壁に向かって黙々と歌っていた。 


曲が終わった後マツモッティは
「観客の中に、もしかしたらな、ビリーズ・ブート・キャンプの振りを
やり始める人もおるかもわからんやんか。そんな時でも笑わないで演奏する練習や」と、
ありえない仮説をもっともらしく説明をしていた。 
 

そうそう、そのマツモッティは、長らく延ばしていた髪をバッサリ切って、
ゆるいパーマ&カラーリングの爽やかな夏の男に変身していた。



練習後、キカチュウはプロレス観戦のためさいたまスーパーアリーナへ。
自宅のある神奈川→千葉のスタジオ→埼、と
1日でものすごい移動である。
はるちは「わぁ、1日で
関東地方制覇だね!」と盛り上がっていたが、
冷静に考えると
一都六県ある関東地方の半分にも満たない
しかも肝心の
東京都が抜けている。
さすが、細かいことは気にしないO型。  




そしてアコギソロライブの練習から戻ってきたナッシーたちと合流し
久しぶりにスタジオ目の前のインド料理屋さんへ。 
「何食べる?*ぐりーんみどりにする?」と、(*1月28日のスタジオ日記参照)
『ぐりーんみどり』が単語として立派に命を宿して、
こうやって日常会話として
使われているのことは非常に感動的なことであり、
日本語が増えていく瞬間を
目の当たりにした我々はまさに「ぐりーんみどり」の生き証人とも言えよう。 

誰がメロイックサインを流行らせたか、誰が最初にHEAVY METALという言葉を
考え付いたか、あちこちから「オレが発信源だ」という声があがっているが
この「ぐりーんみどり」に関しては間違いなくA-ZOが発信源である。
 そしてこの日のミーティングと称した飲み会で、「王子」が1人誕生した。
「ハンカチ王子」「ハニカミ王子」に続いて
「結果論王子」の誕生だ。

命名は勿論A-ZOイジリー担当部長のナッシーである。
 誰かが話をしてると、A-ZOが決まって
「でしょー?!だからオレは最初からピ〜ンときてたんですよ」と
結果がわかってから、最初からわかってたかのように論ずるからである。 
そして、これだけ「自分が飲めると思っている酒の量」と、
「実際に飲める酒の量」が違う男も珍しい。

目がすわって、はるちのことを
「はるつぃ」と呼ぶようになると
相当な酔っぱ状態である。そして怖いもの知らずになり
ナッシーに対して
「そりゃ〜、ナッシーさん、
人間冥利に尽きますねぇ」と
まるで
ナッシーが人間じゃなかったみたいなコメントに、
全員から怒号に近いツッコミが。


ということで、こんなC.O.D.を見たいなぁと思うそこの方、
AC/DC大好きなそこの方、ロック大好きなそこの方、
皆さん、7月1日(日)ANGAのトリフェスでお会いしましょう。