1時間かけて超高速曲を何度も練習した結果、
ばっらばらだった演奏は、だんだんまとまってきたものの、
ともみんさんはまたもやC.O.D.練習前に
汗だっくだくのホットな汗臭い女になっていた。
スタジオには毛穴からアルコール臭を発してる某なっしーもいるので
恐らくスタジオ内はブレンドされた
ものすごいによいが漂っていたに違いない。
そして、C.O.D.の練習。
実は練習前に、ちょっとした撮影会が行われた。
というのも、いつもお世話になっているスタジオラパンの
「２月のピックアップバンド」にC.O.D.が選ばれたのだ。
それに使ってもらうための全員でのショットを撮ろうと計画。
超お世話になりまくってるラパンのスタッフ西海さんに
シャッターをきってもらった。
５人いると、５人ともいい顔をしてる写真というのは
なかなか撮れないものだ。
平均して、写真写りがいいのがはるちとマツモッティ。
「撮られ慣れてる」感じだ。表情作りがとてもうまい。
そして何を隠そう、写真写りが断然悪いのがA-ZO。
何故かいつも目がなくなってしまうのだ。どうしたことか。
前回のライブ前の全員のショットも、ライブレポを参照していただけると
お分かりかと思うが、A-ZOだけ目がないのである。
ともみんさんが修正しようとしたのだが、あまりにも不自然で
『サメの目』あるいは『みなしごハッチのママの目』になってしまい、
あえなく断念。
さて、次回ライブのセットリストを決め、想定外だった曲もチョイスされたが
さすがアンガス・キカ、すでに自身のレパートリー曲だったので、
すんなりと演奏がまとまった。
「いやぁ〜、新しいSG購入計画があります！」と去年言っていたキカだが
ふたを開けてみたら新しい機材で登場したのはマツモッティとA-ZOであった。
マツモッティの新ベースはメタリックな濃紺ファイヤーバード調ボディに、なんと
シルバーのスタッドで埋め尽くされているストラップがついている。
なんともメタル・ゴッドちっくである。
そしてA-ZOの新愛器は、なんとエクスプローラー。
アゴヒゲも２ｃｍほど生えて、気分はメタリカのジェームズ。
当然ボディは白かと思いきや木目。
「あれ？A-ZO、ボディは白じゃないんだ」
「そう。木なんスよ。木」
『エクスプローラーの“ き ”』・・・
・・・なんじゃらほいである。
そして恒例のミーティングへ。
マツモッティはここんとこあまりにも仕事がハードで、
この日も完徹でのスタジオだったためそのまま帰宅。
ナッシーと再び合流し、いつものインド料理屋さんに直行した。
いつも大体同じメニューを頼むのだが、A-ZOお気に入りの
ほうれん草のカレーの名前を、何度頼んでも覚えられない。
メニューを見ながら
はるち 「何頼もっか？」
ともみん「ほら、草のカレーだっけ」
ナッシー「ぎゃはは、おめーよ、山羊じゃねんだから
草はねぇだろーが、草はよう」
そこに店員さんが注文をとりにきた。
店員 「ゴチュウモンハナニニシマッカ？」（ホンモノのインド人）
A-ZO「えっと、グリーン・ミドリ」
・・・ぐ、ぐりーん・みどり？？？
どうです、このA-ZOっぷりは。
オーダーから全員大爆笑である。
こんな調子で、またもや笑いすぎのミーティングという名の飲み会であった。
しかし、こんなA-ZOだが、スタジオでTHE POLICEの
「Every Breath You Take」を、新愛器「エクスプローラーの木」で
爪弾いていた時は、別人のようにかっこよかったことを
最後に付け足して、ワタクシの挨拶と代えさせていただきます。
ということで、本年もどうぞC.O.D.をよろしくお願いします。