2006.5.5
今回は、初ライブ直前のC.O.D.のドタバタな様子を
余すことなくお伝えしよう。
ライブの持ち時間が急に増えたので、曲を増やすことに決定。
そして、急遽全員がリハに参加することになった。
メンバーの中には、こどもの日にこどもを家に置いて
スタジオにやってきたダディやマミーもいた。
おい、それは私のことだな。
何しろ、ささやかなデビューライブのつもりが、出順はいきなりトリ、しかも
持ち時間40分という、なんとも華々しい、まるで蛇ニーズの新人のような
デビューライブのようである。
新人のような・・・、いや、まさに新人が4人のバンドと言っても過言ではない。
年はくってるけど、初々しいフレッシュマンが4人もいるバンドなのである。
え?
あとの1人はどうしたかって?
そう、マツモッティだけはふてぶてしい…いや、もとい、経験豊富な
ベテランバンドマンなので、同じバンドのメンバーなのに
1人だけ「楽しみで楽しみで仕方ないっちゃ♪」っていう雰囲気しか
漂わせていないという、この違い。
が、しかし、彼が本番前になると、数え切れないほど おしっこをしに
トイレに行く事実を知っている人は、恐らく軽く数えても
この千葉周辺で3万人はいるのではないか。
ANGAの裏口には、マツモト専用の尿瓶が置いてあるというウワサも
「ANGAの七不思議」として語り継がれているらしい。(嘘)
さて、今回セットリストに加わったのは、ライブ出演決定直前まで練習していた曲で
ここではセットリストはお楽しみにしてもらいたいので、あえて曲名は書かない。
ということで、この曲は久しぶりにみんなで合わせてみたのだが
なんとも懐かしい。心地よくて新鮮。
この曲を合わせたのは、そう、『C.O.D. 2.26事件』以来である。
ミチヲ(前・マルコム@みっちー)がこの日の練習の後に、脱退を表明した
あの日以来なのである。
そして、そのミチヲが今回、陣中見舞いにスタジオに来てくれた。
いやー、懐かしい。たった数ヶ月会っていなかっただけなのに、
数年ぶりのような気もする。
キョンちゃんが「自身のステージング研究のため」に(笑)
ビデオカメラを持ってきていたので
早速、ミチヲ@ローディに練習風景の撮影を依頼。
が、しかし、
最初はじっと撮影してたミチヲだが、しばらくするとニヤニヤとビデオ片手に
移動しながら1人ずつ近づいてくるのだ。(図1参照)
その光景たるや、村西とおる監督が、ブリーフいっちょで「はい、いいですねぇ〜」
「ナイスですねぇ〜」「気持ちよかったら笛を吹いて」って、
ビデオカメラを持ちながら黒木香を撮影してる、あの有名なAVを彷彿させ、
私はもうツボにはまってしまい、大爆笑しながら演奏せねばならないという
過酷な試練を与えられてしまったわけだ。
こうなると、全てがおかしくなってしまう。
A-ZOのギターが、「ブッ」っとブレイク箇所で鳴っただけで
それがもう、A-ZOのオナラの音にしか思えなくて、しにそうなくらいおかしかった。
歌ってるはるちも同じ箇所で反応し、笑いをこらえて歌ってるのがよくわかった。
ここではるちを見たら絶対に叩けなくなる!と思って、絶対に見ないようにした。
苦しかった・・・。本当に苦しかった・・・。
さて、リハも無事に終わり、キョンちゃんは用事があるために
ミーティングという名のゲネプロ打ち上げには欠席だったので、
他4人とミチヲの計5人(ツインマルコム)でサイゼに向かった。
今回、ミチヲの車に機材を詰め込み、原チャリのマツモッティ以外4人が
無理矢理乗り込んだため、車内はきゅうきゅう状態。(図2参照)
図2を見てお分かりかと思うのだが、前座席2人はシートをめいっぱい前に
出してるので、乗り込んだ瞬間、シートベルトをしようと思ったのが
シートベルトの取り出し口が、はるか斜め後ろにあるため、全く手が届かない。
ミチヲと私は
「うゎ!シートベルト、届かない」と言いながら はるか斜め後ろの
シートベルト取り出し口を手でまさぐっていた。
すると、私の手に妙な感触が・・・。
どう考えてもシートベルトのあの金具ではない感触。
「あれ?」っと思って、後ろを見てみたら、A-ZOが自分で持っていたタワレコの袋を
無言で私にむぎゅうっと差し出していたのだ。(笑)
「ぎゃははは。ちっがうよ、A-ZO!シートベルトだよう」と大爆笑してたら、
運転席のミチヲが
「タワレコの袋ならまだいいぜ。オレなんかさっきシートベルト引っ張ろうとして
後ろに手を回してまさぐってたら、はるちが意味もなく手を握り返してきたんだぜ。
普通さ、手ぇ握るかよ」と。(笑)
後部座席のA-ZOとはるちの、そのおぽんちな行動に大爆笑。
この2人には何かDNAレベルで共通するものがあるのだろうか。
しかしね、ライブ前だろうが、なんだろうが、C.O.D.というバンドには、
毎回このドタバタ感は常にセットだな、っていうのを日記を書いてて感じたワケだ。
ということで、次はいよいよライブレポ!
メンバー以外、これを読んでいる人がいるのかどうか定かではないが(笑)、
とりあえず乞うご期待。