2006.4.16



前回、3月にスタジオ入りする直前に「よし!ライブやろう!」と決定し、
今回4月16日のスタジオが、ライブ前の最後の全体練習であり
まるで「あーリハ?まあ、1回合わせた程度だけど、何とかなるでしょ」みたいな
ものすごいベテランバンドのような余裕綽々のスケジュールに、むちゃくちゃ不安を抱く4人。

そう、4人とは、もちろんマツモッティを除く4人のことである。

大正時代からずっと現役で数百本のライブをこなしているマツモッティ。
それに比べ他4人はバンド活動自体が十数年ぶりとか、
ドラムでライブやるのは初めてだとか
ライブハウスは初めてだとか、全員がそんな状態。

4人の精神状態を図にするとこういう感じ。
決して「ほうら、パパは力持ちなんだぞう。みんなパパによじのぼってごらん」
と言いながらブルブル震えてる四つ子のパパではないのであしからず。






さて、肝心の練習だが、この日はゲネプロさながら、
はるちもキョンちゃんも、衣装を身にまとってのリハであった。
この2人、どこからどう見てもAC/DCである。
他3人が好き勝手なカッコしてても、この2人がいれば間違いなくAC/DC。
詳しくは記載しないので、これを読んでる皆さんは、是非本番で確かめて欲しい。
まあ、アンガスが半ズボンなのは容易に想像つくので、そのエピソードを一つ。



今回、キョンちゃんは半ズボンを穿くことにものすごい抵抗を感じていたそうだ。
その原因は
「すね毛」。


「すごく濃いから恥ずかしい」と言っていたので、あたしゃ、地肌が見えないくらい
アフロ犬か、スキマスイッチか、はたまたパパイヤ鈴木の頭のような
スネ毛を想像していたのである。




実際はぜーんぜん許容範囲内で、三つ編みを企んでいた私はちょっと残念だった。




A-ZOの衣装をどうするかという話がでたのだが
まあ、やはりマルコムと言えば、薄汚れたTシャツにGパンである。
「じゃあ、古着屋で探してきます」とA-ZOが言ったら、マツモッティが
「ケチャップとか、ソースとかつけて汚しておけ」と。
あのう、もしもしマツモッティ、よく考えたら
「薄汚れた」っていうのはそういう汚れじゃなくて
「長年着古したくたびれ感」のことであって、
ケチャップとかソースとかで汚れてるTシャツって
それではまるでお弁当食べ終わった直後の幼稚園児のようである。



そうそう、はるちがフライヤーを持って来てくれた。
これが素晴しくカッコイイ仕上がりなのである。
For Those About To Rockのジャケをパロったイラストがメインになっている。
パロりすぎて原型が全く感じられないイラストだが、こうやってフライヤーになると
それがかえってオリジナルバンドのようでとっても気分がいいのである。


ということで、ライブまで1ヶ月を切り、
ファイナル・カウントダウンを観ては気持ちを落ち着かせている今日この頃である。