2012.7.22
スタジオ後記
さて、新生C.O.D.に向けての第一歩となる、リハ。
Voがいない状態での練習は今までに何度もあったので、
AC/DCを歌無しで練習するとどうなるのか、リーダーはよくわかっていた。
どこをやっているかわからなくどころか、
何の曲をやってるのかさえわからなくなるのだ。
ということで、リーダーは叩きながらガイド程度に歌を入れようと
前日に歌詞をコピーし持参。ちなみに歌の練習はしていない。(←詰めが甘い)
が、しかし、、、
朝一番にA-ZOから「急用で行かれない」とメールが。
そして、キカチュウからは
「寝坊した。ちょっと遅刻する」と、
マツモトからも
「今会社から帰宅。仕度してから行くので遅れる」と、
続々と野郎どもからメールが。
そして、リーダーは1人でドラボ(ドラムボーカル)の練習をしながら、
写真を撮って遊んでみたりする。
↓ちなみにこのパンツ、リーダーがリメイクしたパンツで、
VAN HALEN来日記念パンツである。
11月の来日公演に、これを穿いて行く予定らしい。
さて、1人で個人練習をしていたら、キカチュウがやってきた。
とりあえず2人で練習。
音が寂しいのは否めないが、これでも練習になっているからバンドは面白い。
ほどなくマツモトも到着。
性別的には間違いなく「紅一点」のはずなのだが
なんちゅうむさくるしい3ショットなのであろうか。
リーダーの脚がサイボーグのように見えるが、
これは鏡の手前においてあるマツモトのベースのヘッドである。
3人での練習、これがなかなかいい練習であった。
いつもコーラスのリーダーなので、マツモトにコーラスを頼み、何度もあわせてみる。
そして、リーダーは、この時に挑戦していたネットセッションで
ツーバス風・高速フロアタムとキックのオルタネイトに苦戦しており
ツーバスドラマーのマツモトにコツを聞いたりなんぞする。
この写真は、高速すぎてぶれているのではなく
単純にリーダーの手ぶれである。見づらくて申し訳ない。
ちなみにこれは菅沼孝三先生直伝の
「シングルペダルでツーバスキック」をしているところである。
リーダーは、孝三先生の教則ビデオを持っているのだが
この技を初めてビデオで観た時、あまりのもすごすぎて口あんぐりだったらしい。
そして、これをちょっぴり窮屈そうにこなしてしまうマツモトにもびっくりしたリーダーであった。
ということで、ものすげー充実した練習に、3人はホクホクしながら
行きつけのインド料理屋さんへ。
↓ネイチャーサラダの白アスパラ担当のA-ZOがいないため、今日は大根サラダ。
そして、話題はもちろんメタルネタ。
しかも男くさーーーーーーい話ばっかりだ。
・・・おかしい、紅一点のはずなのに。
そして、機材の話になり、「帰りに楽器屋行こうぜ!」と盛り上がる3人。
インド料理屋から楽器屋まで徒歩20分近くかかるのだが
まるで子どものように、欲しい楽器について語り合う。
楽器屋ではキッズに戻ったようにワクワクしながら楽器をあれこれ見る3人。
店内にはギターを試奏してるお客さんがいたのだが
聞き覚えのあるリフが・・・。
それに合わせてマツモトが「M.Z.A !!!」と合いの手を入れる。
そう、聞こえてきたリフはLOUDNESSのCrazy Nightだ。
弾いてるお客さんもこちらを見てにやりとする。
ほどなくCrazy Doctorのリフも聞こえてくる。それに合わせてこそっと歌う3人。
こうなると、3人の気分は80年代。ムラムラと血湧き肉踊るのであった。
この試奏者と、C.O.D.3人の「知る人ぞ知る暗黙のやり取り」に気づいた人は
あの時、売り場にどのくらいいたのだろうか。
そう、まさにこれが音楽の素晴らしさだ。
ということで、不意打ちのLOUDNESSに、妙にテンション上げ上げで帰宅した3人であった。