アップが遅くなって申し訳ない。
C.O.D.にとって、史上最大のできごとがこのライブの直後に起こったために
ライブ後2ヶ月以上も経ってからのアップになってしまった。
ただでさえ脳のスペックが衰え、いろんなことを忘れながら生活している筆者故、
かなり記憶が消えているが、やはりバンドの軌跡として
記しておこうとライブレポ執筆にいたった次第。
さて、C.O.D.にとって、2度目の野外ライブ、食楽ICHIBAの出演である。
前回は2007年9月23日。
5年前だ。なんという若々しさだ。
重鎮マツモトが痩せている・・・。
キカチュウはこのステージの後にワイヤレスシステムを導入したのであった。
そして、A-ZOがまだ青年である。
この年になると月日が経つのがとても早く感じられ、2〜3年前のことも「この前さぁ〜」と、「昨日おととい」レベルでつい言ってしまうのだが
実際にこうやって詳細を振り返ってみると、やはり5年という月日は長い。
話を元に戻そう。
当日、代表者は11時に受付ということで、リーダーと姫が11時に会場入り。
野外ライブと言えば、心配なのが天気である。
実はちょうど梅雨前線のような状態の前線が停滞し、前日は台風のような天気で
食楽のイベントが中止になっていたのだ。この日も「一時雨」の予報が出ていて心配していたのだが
とりあえずお昼の時点では晴れ。しかもかなり暑い。
バンド演奏の前は、第一部のよさこいダンスの発表。
リーダーと姫はエントリーを済ませた後、屋台料理は後で堪能することにして
とりあえず腹ごしらえをしにデニーズへ。
メニューに載ってた『アボガドハンバーグ』を見た姫は
『アドバゴハンバーグ』とお約束のカミカミ。
↓リーダーの眉毛が両さんに見える。
ちょうどマンゴーフェスタ中で、店員がやたらとマンゴーをすすめてくる。
食事の後も「マンゴーのスウィーツはいかがですか?」と声を掛けられる。
そういえば、入り口に「応募券を応募した方の中から、抽選でマンゴーをプレゼント」
のようなポスターも・・・。
「もしかしたらマンゴーを仕入れすぎたのでは?」
「まさかマンゴーノルマがあるのか?」と、こそこそ話す2人。
あれだけマンゴーをすすめられたのに、結局リーダーは全然違うスウィーツを注文。
店員もさぞガッカリしたことであろう。
しかし、たった7〜8行の文章に、「マンゴー」がこれだけ乱出するライブレポは世界中何処を探してもないだろう。
そして、食後はステージドリンクを買いにスーパーに。
思い出されるのが、5年前ここで買ったフォアローゼズ。
C.O.D.のライブが終わった後、ストレートでボトルからがぶがぶラッパ飲みしていた重鎮は、
自身のオリジナルバンドJuraのライブが始まる頃にはへべれけの泥酔状態に。
↓これはその時の様子を思い出して、こともあろうに店でマネをしている。
そして重鎮は記憶がないままライブをこなしたという、大変な事件があったのだ。
このたんなるオチャラケに見える写真には、
重鎮に捧ぐブラックジョークと、戒めの意味が込められているのであった。
さて、出番直前になって続々とメンバーが会場に到着。
姫のオリジナルバンドHARU & THE WILD HONEY BEESのメンバーさんたちも
応援に駆けつけてくれた。
↓思いっきり雰囲気ぶち壊しの邪魔者と化しているリーダー。
が、しかし、、、
予報どおり、無常にも雲行きが怪しくなり、ぽつぽつと雨が降り始める。
姫の晴れ女パワーも、この日ばかりはリーダーの雨女豪傑パワーに食われてしまったか。
C.O.D.の前のバンド、氣志團のカヴァーバンドが始まる頃からだんだん降りが本格的に。
ステージ横の楽屋代わりのテント内で支度をしている頃には本降りに。
スタンバイしているのだが、機材を置く棚もなく、雨がだーだーとテント内に進入。
そして、出番になった頃は「雨サバダバ状態」であった。。。
もちろんお客さんは雨のあたらない木陰に避難。
ということで、目の前には雨の中撮影してくれていた、リーダーの友人のT氏のみという状態でのライブとなった。
まるでプロモーションライブビデオの撮影現場のようである。
しかし、なぜかテンションあげあげの5人。
set list
1. Back In Black
2. Hell Ain't A Bad Place To Be
3. High Voltage
4. You Shook Me All Night Long
5. Whole Lotta Rosie
もちろん、ライブ中の写真もなし。
ライブ中の出来事に関しては、思い出した時点で付け加えていくことにするとしよう。
(・・・なんというライブレポなのだろうか)
そしてライブが終わるのを待っていたかのように、ライブ後に雨がすっきりとあがった。
この状態はまるで、雨女のリーダーがバスを下車する直前に雨が降り出し、
家に着いた頃に雨がやむ、という状況に酷似しているではないか。
まあ、ライブイベントは自分のライブが終わったら、もうこっちのもんじゃいということで
次のバンド、リーダーが一番観たかったKISSのカヴァーバンドを楽しむことに。
この日、午前中に仕事をやっつけてから車で会場に駆けつけたA-ZOはそのまま帰宅。
ライブ直前に、ポールやジーンに遭遇し、ライブ前からすでにテンションあげあげの
リーダーとキカチュウ。ヤツはジーンより舌が長い。
この日、父親の勇姿を見に来たキカチュウのご令嬢とご友人、そして重鎮も一緒に
KISSライブで盛り上がる。会場全体も大盛り上がりで、どこからどう見てもロックとは無縁な
シルバー世代の男性まで踊り狂っていた。おそらく彼は意味を知らず、手がブーイングの形をしていた。
会場中を巻き込んで大盛り上がりのKISS。これでこそKISSだ。
楽しく、素晴らしいライブであった。
帰り道、リーダーが1人で機材の乗ったキャリーカートをゴロゴロを引きずって千葉駅に向かう途中、
見知らぬ外国のジェントルマンが英語で話しかけてきた。
ウォークマンをしていたリーダーは、全く聞こえなかったので、優しく覗き込むジェントルマンに向かって
聞き返した。
「あーー、What???」
リーダー、なんという横柄な聞き方か。
この一言で英語が全くダメだと察知したのか、ジェントルマンは
「ワタシ、テツダウ? ダイジョブ?」と、片言の日本語で話しかけてきたのであった。
その瞬間に、リーダーの周囲に花が舞った。
「どうだ、ワタシを獣扱いしたり、おっさん扱いしたりする男どもよ。このレディに優しいジェントルマンを見習いたまえ」
と鼻息荒く思いながら、
「わお!さんきゅー。ダイジョブ、ダイジョブ。さんきゅー」
と、日本語なのに、なぜか英語風に答えていた。
ふと、リーダーは高校生時代に上野駅前でビラ配りのアルバイトをしていた時
観光しにきていた欧米人らしき外国人から「Where is the UENO PARK?」と道を聞かれ、
自分は英語を喋ってるつもりで
「ウエノパーク。コノミチ〜、マッスグー」と答え、頭をかしげる欧米人に向かって
発音が悪いのかと思い、
「クォノミチー、ムァッスグー。ムァッスグー」と
ゆっくり話すも、全く通じずに、「Thanx」と欧米人が立ち去った後、自分が一生懸命に日本語で説明していたことに気づき
恥ずかしさのあまり真っ赤になってビラを配っていたことを思い出したのであった。。。
そんなこんなで、この日のライブは、雨が降ったりやんだりだったのと
メンバー全員が集まったのがライブの時間だけという状態で
ネタの百貨店である、A-ZO氏とはほとんど喋らなかったため
おとなしいレポになったことをここに付け加えておこう。
この日の野郎どもの写真はこれだけであった。。。