いよいよいよC.O.D.のライブの日がやってきた。

ライブ自体は7月の新潟ライブ以来、9ヶ月ぶり
ANGAのトリフェスにいたっては実に1年ぶりである。



ANGAに現れたA-ZO、この男はリハにしても、ライブにしても
元気いっぱいで現れたためしがない。
いつもどこかが具合悪く、この日もどこからどう見ても
「オレ具合悪いっす」
まるで顔に書いてあるような、顔色が若干みどりがかっての登場。



オリーブグリーンの上着と合わせたのか、
トータルコーディネート的にはまるで
デビルマンのような色合い。
聞くところによると、前日飲みすぎてモーレツにおえっぷしまくり、激二日酔いでの登場。
「・・・あんた、なんでライブ前日の夜に飲みまくる?!!」とリーダーにお説教されるも
超寝不足で思考回路が働いてない彼の脳には全く届いていなかった。

相変わらず
「自分が飲めると思っている量と、
実際に飲める量に、果てしないギャップがある男」
である。


しかも
「いやぁ、参りましたよ・・・ (;´д`)
オレ、吐きすぎて 
首がぎっくり腰になってしまいましたよ・・・」
と、登場しょっぱなから意味不明なことをのたまっていた。

この日のA-ZOは終始、睡魔との闘いになり、気づくと寝息を立てていた。
男は「外に出たら7人の敵がいる」と、よく言うのだが
なんという無防備な寝顔をさらけだしているのだろうか、この男は。




リハの準備をしている時、今回も対バンの盟友ハードワーカーズの”カッティング王子”のきーれんじゃが
レスキュー隊のような鮮やかで凛々しいギターを抱えて登場。


対バン率の高いハードワーカーズなので、
A-ZO自慢のシステム(オーバードライブとチューナーと
ワイヤレスシステムだけが搭載されているひじょーにコンパクトなエフェクターボード)が
よくなかなか一発で音が出ないという状況に陥るのを、きーれんじゃはよく知っている。

それはリハーサルスタジオでも同じで、
「オレのシステムがダウンした!」
よく焦っているのだが、なんてことはない、ただの
「誤配線」が原因。
これしか入ってないエフェクターボードなのに、この誤配線っぷりが考えられないほど芸術的。

ある時は、インとアウトを間違えて音が出なくて焦ってるところをきーれんじゃが直してくれたり、
ある時はギターからアンプにシールドを直結し(ここまではアンガスっぽくてカッコイイ)、
すっかり
オフラインの単品と化したエフェクターボード内のチューナーを稼動させ
「大変だ、チューナーが壊れた。何も反応しない」と大騒ぎ。
もはやバイパスどころか、エアバイパス状態である。

きーれんじゃからは
「配線が大変だから、ボードに入れてるんでしょ?それを毎回間違えるなんて・・・
A-ZOの脳がバイパスなのでは?(笑)」とカウンターパンチをくらっていた。



さて、サウンドチェック&リハ。


1年ぶりに叩くホームANGAのドラムセットに
リーダーは熱い思いを思い切りぶつけた、、、サウンドチェックで(笑)。
あとで聞いた話だが、その時女子トイレのドアが音圧で揺れたらしい。

1曲演奏したのだが、リーダーのモニタからは全くアンガス・キカチュウの音が返ってこない。
キカチュウの音がきっかけで展開する曲があるからめいっぱい上げてもらうのだが
それでも聞こえなく、苦肉の策でアンプをリーダーのほうに向けてもらう。
これもなつかしの「毎度お馴染みの光景」である。

リハが終わった後、「そういや前回はマーシャル2000だった!
今借りたのが900だったから聞こえなかったのか!」と、そこで初めて気づく。
「前回」というと、つい最近のようなイメージだが、C.O.D.の場合は「1年前」の話、
今朝何を食べたのか覚えてないのに、そんな前のことを覚えているはずがない。
ということで、急遽2000に変えてもらうことにした。

そして、今までギターの音が聞こえないのはアンプやモニタのせい、と言っていたのだが
「自分の音がでかいから聞こえないんじゃ?」と言われて、目からウロコのリーダー。
ああ、、、、そうか、自分のせいでもあったのか・・・と、妙に納得。





さて、顔合わせも済み、ライブが始まるまで5人はぶらりとゲーセンへ。
途中であの有名なAC/DCフリーク、マサ・アンガスにバッタリ。
今回も遠路はるばる応援に駆けつけてくれたのだ。感無量である。感謝!



そこで何を血迷ったか、5人はプリクラコーナーへ。

最近のプリクラは、目が勝手に大きくなる、という話で盛り上がり
「じゃあ、つぶらな瞳のキカチュウがプリクラで写真を撮ったら、どんな風になるのか?」と
実験・検証するために撮る事になったのだ。


しかし、最近のプリクラをいじりなれてない中年バンドマン5人、オタオタしてる間に
勝手にフレームが選択されてしまい、次々とシャッターが切られる。

ということで、一体誰のHAPPY BIRTHDAYなのか・・・




・・・・・気持ち悪いほどに目がでかい。

重鎮マツモトにいたっては、
寝てるときにまぶたに目玉をいたずら書きされたような
顔になっている・・・。



A-ZOは
「5年1組えいぞう。僕の夢は新幹線の運転士になることです」
というような顔になっている。





さて、これが検証結果。
さすがに期待を裏切らないキカチュウ。
きちんと
ツボを心得たナイスミドル



なんという似顔絵にしやすい顔だ。
ちなみに、この絵は今レポを描きながらも数分でリーダーが描いた似顔絵である。


ううむ、、、描きやすい・・・。






そして、ここで恒例の自主突っ込みをしておこう。

果たしてこれのどこがライブレポなのであろうか・・・





そして、ようやくトリビュートフェスタの幕開けである。


久しぶりということもあり、楽屋で姫とリーダーはプチ緊張状態。
姫お得意の
「緊張する〜気持ち悪い〜、ああ、気持ち悪い〜」を連発。
姫は緊張すると、
人の話を全く聞かなくなり、ただただ呪文のように「あー気持ち悪い〜」と
繰り返すのだ。





↓リーダーと伴淳。





このたび、衣装を新調した重鎮マツモト。新しい衣装に袖を通した瞬間に、
ヾ( ゚∀゚)ノ゙おわっ、入った!はるち!見てくれ!着れたで!」
喜ぶ重鎮。・・・・・・ってか、
普通、家で試しに着てみないのだろうか???

その時リーダーは思い出した。
以前、キカチュウが楽屋で衣装のつもりで持ってきた真新しいアンガスのTシャツに袖を通した瞬間、
予想以上にピッチピチで
「 (`Д´) ぐえっっ、苦しい!!!ダメだ!ダメだダメだ!
体中が縛られてるようだ!!こんなの着れねえ!!」
と、脱ぎ捨て、
着替え用に持ってきたTシャツを急遽衣装にしていたことがあった。

衣装を着て歌ったり、叩いたりして、家で一人ゲネプロまでしている女子チームからは
全く考えられないことだとリーダーは思った。。。

そして、恒例の「白いもの」を全員でぺロリとなめていざステージへ。


ちなみに、これは塩なのだが、夏は特に熱中症予防に効果的で、いきなり足がつったりしないように
毎回なめているのである。
そして塩をなめながら
「うえっ!!これはしょっぱいっす!なんだ、このしょっぱさは!」
うるさかった某-ZO・・・。しょっぱいのは当たり前だ・・・。


set list
01.Riff Raff
02.Hell Ain't A Bad Place To Be
03.For Those About to Rock
04.High Voltage(動画あり)
05.Shot To Thrill
06.Rock and Roll Ain't Noise Pollution
07.You Shook Me All Night Long
08.Whole Lotta Rosie


この日、少し前にぎっくり腰をやってようやく動けるようになったマツモト、
「いつものように動けねぇ」と、腰に爆弾を抱えた状態でのライブだったのだが
アドレナリン爆発し、普段よりも激しいヘドバンをしながら演奏。
激しく動きすぎたからか、途中でストラップが外れるというハプニング。

外れた瞬間、リーダーは全く気づかず、ふと前を見たときに
マツモトが
まあるくなってベースを弾いてる姿が目に飛び込んできたので
「すげー、これは
お客さんをあおるための新たなアクションか?!」と思いながら叩いていた。


ストラップをはめていたということに後から気づいたのであった。



High Voltageでは、マサ・アンガスと共演。

























thank you for many pics, GP!!!


*****************あとがき*****************************

今回も、地元から、そして遠方のあちらこちらからたくさんの方が応援に駆けつけてくださいまして
本当にありがとうございました。C.O.D.6人目のメンバーのマサくんありがとう。(^^

対バンの皆様もとっても楽しいステージを本当にありがとうございました。

そして、ANGAのスタッフさんたちには毎回感謝です。

それから、今回のプレゼントの景品となるC.O.D.の特製お弁当箱を提供してくれたKeigo、
カメラマンを快諾してくれたGP、ありがとう!

さて、次回、、、、珍しくライブレポ内でライブ告知です(笑)
2012年5月4日(日)千葉中央公園広場の食楽ICHIBAに出ます。
詳細は追ってお知らせします。
お時間ある方は、是非遊びにいらしてくださいね。








オマケ。
じいさんは山へ芝刈りに・・・